【番外編】コロナと駐輪場経営

こんにちは。

㈱ヒトツボの明神でございます。

随分、間が空いてしまいましたが早速本題に入ります。

今日のテーマは番外編としまして、『コロナと駐輪場経営』です。

やっとこのテーマでブログを書ける日が来ました。

感無量です（！）

早速ではありますが、昨年（２０１９年）１～９月と

コロナ禍の本年（２０２０年）１～９月の売上グラフをご覧下さい。

こちらの物件は、自転車５１台収容の駐輪場で大阪市内某所に立地し

平均２５～３０万円／月を安定して売上げておりましたが、

緊急事態宣言下の４～５月は一気に急降下。平時の三分の一近くまで売上ダウンいたしました。

控え目に申しましてビビりました。

もちろん、余裕で、楽勝で、赤字。

おまけに、弊社が管理業務を請け負っております他社様の駐輪場も同様もしくは、それに近い状況でありますから

管理委託契約も解約が相次ぎました。

泣いても始まりませんが、泣きたい気分。。。

とは、このことかと実感しました４３歳の苦い春だったワケです。

言うまでもありませんが、売上激減の理由を念のため解説いたします。

①駐輪場経営は利用者の『移動』で成り立っている

都市部・駅前駐輪場の利用者は、その大半が通勤・通学・お買い物・飲食等、『お出かけ』が前提です。

リモートワーク・外出自粛・巣ごもりといったライフスタイルにおいては事業として全く成り立ちません。（ニーズが無い）

②日本人は素直で真面目（？）

あの、昭和・平成の喜劇スター・志村けんさんが亡くなられたのは３月２９日です。

その後４月８日～５月２１日まで、いわゆる『緊急事態宣言』が発出され

「不要不急の外出は控えましょう」「人との接触を控えましょう」「ソーシャルディスタンスを保ちましょう」etc...といった『新しい生活様式』がアっという間に広まりました。

正直、私個人的には「人間って、こんな一瞬で変われるんや・・・」と驚きと言いますか、はっきり言いましてビビりました！

そして、今一度グラフをご覧頂きたいのですが、緊急事態宣言解除「直後」の６月は

いきなり売上２倍に復活！！！

その後、７～９月と売上回復して参りまして、直近９月には昨年対比９５％程度まで持ち直しました。

今月（１０月）は、１００％回復も視界に入って来ました。

日本人って、素晴らしく素直で真面目な民族なのですね。

私は感染症・新型コロナに関する知見は素人以下のただの庶民ですが、駐輪場の企画開発・運営につきましては相当の達人と自負しております。

ですので、今般のコロナ禍における駐輪場経営につきましては、どこかのタイミングでリアルな情報提供をさせて頂く心づもりでおりました。

ですので、感無量なわけです。自己満足とも言いますね（！）

最後に一点だけ、大切なことをお伝えさせて下さい。

弊社㈱ヒトツボは、いわゆるフツーの零細企業ではありますが、

①駐輪場開発／運営

②コインパーキング開発／運営

③不動産賃貸／売買仲介業

④不動産管理業

⑤自動販売機設置／管理

⑥上記にまつわる施工・管理業務全般

という風に、案外収入の柱が多い会社です。

今回は、駐輪場事業につきましては一時的に大打撃を被りましたが、他の事業でそれを補うことができ、こうしてブログで情報提供も叶いました。

ありがたいことです。

『財布はたくさんあった方が良い』

改めて、今回のコロナ禍において感じました。

それぞれの財布が、大儲けするかはまた置いといて、長持ちする良い財布である事が大切かなと思った次第です。

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